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車用ナイトビジョンシステム比較:BMV、メルセデスベンツ、アウディ、Lanmodo

Jun 17, 2019, 8:52 am / 佐藤理恵

2000年に導入され始めた車のナイトビジョンシステム(NVS)とは、暗闇や悪天候でもはっきりと先を見通すことができるシステムです.これは、車のヘッドライトよりもさらに遠くを映し出すことができる赤外線カメラを使っており、主にBMWやメルセデスベンツ、アウディなどの高級車のオプションとして提供されています.そのNVSの各社のテクノロジー、特徴、価格の違いを見ていきましょう.


1. BMWナイトビジョンシステム-2005年BMW7シリーズより導入

BMWのナイトビジョンシステムは、体温を感知した画像や写真のネガのような画像を記録します.この受動的システムで使用されるCMOSベース(相補型MOS)のセンサーは、動物や歩行者の体温を感知して、明るい映像として表示します.メルセデスベンツのNVSの質には劣りますが、約299メートル前方をしっかり映し出します.


2008年には、歩行者検知機能がNVSに追加され、歩行者がいるときはナビゲーションスクリーンに注意ランプが点灯するようになりました.さらに2013年に追加されたダイナミックライトスポットと動物検知機能によって、歩行者・動物・その他の物体がリアルタイムで表示され、衝突の危機の際には警告が鳴るようになりました.

2. メルセデスベンツナイトビジョンシステム-2003年メルセデスベンツF500より導入

メルセデスベンツのNVSは近赤外線技術(NIR)用いた能動システムで、自然光がなくても鮮明な画像を提供します.これは兵士の暗視ゴーグルと同じシステムを採用しており、ハイビームと同じように全てを明るく照らします.そして微かな光を拾い、鮮明な画像へと返還します.


最大範囲は183メートルで、これをシステムの難点と捉える人もいるかもしれません.またBMWの優れたシステムと比べて、深い霧の中での可視性があまり高くありません.


2009年に歩行者検知機能、2011年にはスポットライト機能が追加されました.その後動物検知機能もメルセデスNVSに導入されました.

3. アウディナイトビジョンシステム-2010年アウディA8モデルより導入

アウディの受動(遠赤外線)ナイトビジョンシステムは、熱探知カメラを使用しています.これは24度の視角を持ち、物体の体温に反応して記録されます.この情報はコンピュータによって白黒画像に変換され、中央ディスプレイに表示されます.前方範囲はおよそ300メートルで、車のハイビームよりもはるか遠方を映し出します.2013年には、動物検知機能と歩行者マーカーライトの導入によってさらにシステムが向上しました.


上記3つの高級車の車用ナイトビジョンは、20万から25万円と涙が出るような価格帯で提供されています.NVSは、購入者が追加できるオプションの一部として販売されるため、NVSのみの具体的な価格はわかりません.


4. Lanmodo Vast-全く新しいナイトビジョンシステム

上記3つのナイトビジョンは、BMW、メルセデスベンツ、アウディといった特定の自動車メーカーとモデルでのみ購入できます.しかし実は、ほぼ全てのタイプの車に取り付けることができる、新しいナイトビジョンシステムがあるのです.


Lanmodo Vastナイトビジョンシステムは、夜間や悪天候で運転する老若男女により高い可視性を提供します.正面カメラは36度の広角で、ヘッドライトより広い範囲をカバーします.Lanmodo Vastは300メートルという長距離に対応し、光の少ない状態や雨の日、霧のときでも遠くの物体を検知する優れた機能を持っています.


遠くの物体や人物を映し出すのに加え、Lanmodo Vastは視界の悪さも改善してくれます.画像処理のときに暗闇の中の物体も明るくし、解像度1080pのフルカラーでスクリーンに映し出されます.生成された映像は、処理されているため視覚に訴えるものではないかもしれませんが、人々、車、道路標識がわかるほど鮮明に映ります.

Lanmodo Vastの価格帯は5万円から6万円で、他社と比べて圧倒的に低価格です.Lanmodo Vastを選べば、かなりの金額を節約することができます.この低価格に加え、自分で簡単に取り付けられるため、カーショップへ車を持っていく必要もありません.





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